サロンオーナー
今回は代表的な補助金・助成金について解説していきます。
ツルミ
目次
サロン開業はお金の準備も必須 | 国の制度を上手く利用して後悔ゼロへ
まずはざっと結論を!
- 助成金も補助金も、「返済義務のない」お金
- 必ず審査がある補助金、条件を満たしてればもらえる助成金
- 「開業資金」をしっかり把握してから申請する
助成金と補助金はどう違うの?
まずは助成金と補助金の違いについて。
助成金とは、適切な雇用がある(1人以上のスタッフを雇っている)と判断されるサロンに対して、国から交付される支援金のことです。
助成金は一定の条件を満たしていれば必ず支給されます。
補助金も助成金と同じく、国からの支援金です。
しかし助成金と違って、補助金の場合、審査に通らないと支給されません。
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【リスト付き】あなたのサロンで「何にいくら必要」かを把握しよう
そもそもあなたはサロンを開業する上で「何に、いくら必要なのか」、細かく把握していますか?
以下のリストを見て、チェックしてみてください。
- 設備・備品導入費
- 消耗品費
- 敷金・礼金
- 家賃
- 物件仲介手数料
- 内装工事費
- 宣伝広告費
- 人件費
- 採用費
より細かく、「何にいくら必要なのか」知りたい場合は、こちらの記事を参照にしてください。
▶︎エステサロン開業に資金はいくら必要? | 準備のポイントを優先度も含めて解説
ツルミ
サロンの開業で使える「助成金・補助金制度」6選
それではサロン開業に使える「助成金・補助金」を6つ紹介していきます。
まずは結論から!
- キャリアアップ助成金
- 人材開発支援助成金
- 両立支援等助成金
- 自治体独自の助成金
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
助成金①:キャリアアップ助成金
キャリアアップ助成金とは、非正規雇用労働者(パート・有期雇用スタッフ・派遣など)のキャリアアップを図る取り組みをした事業主が申請できる助成金です。
サロンオーナー
例えば「正社員化コース」では、有期雇用の労働者を正社員に転換、もしくは直接雇用した場合、1人あたり57万円が支給されます。
キャリアアップ助成金には、「正社員化コース」以外にも6つのコースが用意されているので、興味があったら調べてみてください。
助成金②:人材開発支援助成金
スタッフのキャリア形成を促進するための施策を打っている事業主が申請できる助成金です。
具体的には、フタッフの技術訓練、資格取得、セミナー参加などで利用できます。
助成金③:両立支援等助成金
育児休暇や介護休暇などの環境づくりを実行している事業主が申請できる助成金です。
サロンオーナー
例えば「出生時両立支援コース」では、スタッフの育児休暇の際に助成金が支給されます。
支給額は1人目の育休なら57万円、2人目以降は14.25万円〜33.25万円です。
助成金④:自治体独自の助成金
厚生労働省が規定している助成金の他にも、各地域の自治体で助成金制度があります。
サロンを開業する地域の自治体ホームページを確認して、助成金制度がないかチェックしてみましょう。
補助金①:IT導入補助金
業務効率化などにつながるITツール導入を支援する補助金です。
サロンの予約システムの導入などで利用することができます。
補助額は30〜450万円(補助率は50%)です。
補助金②:小規模事業者持続化補助金
最後に「サロンの教科書」で最もおすすめする補助金について紹介します。
小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者の販路開拓や業務効率化などを支援する補助金です。
最大50万円まで支援してもらうことができます。
詳しくは以下の記事で解説したので、参考にしてください。
サロンの開業準備で「助成金・補助金制度」を利用するときのポイント3つ
ここでは「助成金・補助金制度」に通るためのポイントについて、解説していきます。
結論、以下の3つです。
- 正しい情報を自分で確認する
- 助成金・補助金をもらうことを目的にしない
- 「開業資金」をしっかり把握してから申請する
正しい情報を自分で確認する
助成金・補助金については厚生労働省や日本商工会議所のホームページをしっかり確認し、申請していきましょう。
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せっかく頑張って申請したのに、条件を満たしていなくて支給されないという悲しいことにならないように、自分で正しい情報を取りにいきましょう。
助成金・補助金をもらうことを目的にしない
助成金・補助金をもらうためだけにシステムや制度を取り入れるということはやめましょう。
自分のサロン内で何かしら課題があって、それにあったものがあれば申請するという風にしないと、助成金や補助金のせいで自分のサロンの方向性がゆがめられてしまいます。
「開業資金」を把握してから申請する
『あなたのサロンで「何にいくら必要」かを把握しよう』の章でも解説しましたが、開業資金を細かく把握してから申請することが非常に重要です。
国側も、何に資金を使っているのか把握できないと、補助金を支給しようにもできないからです。
ツルミ
まとめ
今回は代表的な「助成金・補助金制度」について解説してきました。
ざっと復習しましょう。
- 助成金も補助金も、「返済義務のない」お金
- 必ず審査がある補助金、条件を満たしてればもらえる助成金
- 「開業資金」をしっかり把握してから申請する
最後に、ここまで読んでくれたあなたに実際にアクションプランをご用意しました。
あなたの事業に必要な資金を書き出し、そこに利用できそうな「助成金・補助金制度」を調べてみましょう。
もしできたら私のSNSにも送ってみてください、可能な限りフィードバックしますね!
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