サロンオーナー
エステサロンを開業させたいけど、どこから始めたらいいの?
とりあえず何か資格を取ったほうがいいのかな……。
このような疑問に答えます。
サロン開業時には、様々な準備があって、何から始めればよいのか分からなくなると思います。
今回は、開業に必要な資格や届出を簡潔にまとめて紹介していきます。
開業の準備について、より詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

目次
エステサロン開業に資格は必須? エステティシャン民間資格を徹底比較
サロンオーナー
エステサロンの開業に必須な国家資格はありません。
そのため、法律上は資格を持っていなくても施術を行えます。
例外的に、フェイシャルエステで眉毛を剃りたいという方は「理容師資格」が必要になります。
そのためフェイシャルエステで産毛の処理を行う予定の方はご注意を。
資格取得は基本的に必須ではないですが、実務経験の浅い素人だとスクールに通ったり、就業経験を積むことによって技術を習得していく人が多いです。
そのような経験を積む中で、具体的な知識・経験のベンチマークとして民間資格は学習の目安になりますよね。
今回はそんな民間資格2つを紹介します。
- AJESTHE認定エステティシャン(一般社団法人日本エステティック協会)
- AEA認定エステティシャン(一般社団法人日本エステティック業協会)
1つずつ具体的に解説していきます。
エステサロンの資格① AJESTHE認定エステティシャン(一般社団法人日本エステティック協会)
1つ目は、日本エステティック協会によって運営されている、「AJESTHE認定エステティシャン」という資格です。
基本的な情報は以下にまとめました。
- 基本的な知識・技術をもち、担当範囲のエステティックサービスを適切に提供する能力を習得できる資格
- 試験内容は技術試験と筆記試験
- 資格取得の条件として、認定校でエステに関する授業を300時間受講するか、3年以上の実務経験が必要
サロンオーナー
ツルミ
エステサロンの資格②AEA認定エステティシャン(一般社団法人日本エステティック業協会)
2つ目にオススメするのは、日本エステティック業協会によって運営されている、「AEA認定エステティシャン」という資格です。
概要は以下の通りです。
- エステティック全般の知識と技術を総合的に効率よく習得できる資格
- 試験内容は技術試験と筆記試験
- 資格取得の条件として、AEA認定校でエステに関する授業を300時間相当受講するか、1年以上の実務経験(フェイシャル又はボディ)が必要
サロンオーナー
エステサロン開業に必要な届出を紹介
サロンオーナー
届出とかたくさんあって大変そう…。
具体的に必要な届出は以下の2つです。
ツルミ
- 開業届
- 保健所への届出
順に説明していきます。
開業届
まず開業する全てのサロンオーナー様にとって必須なのが「開業届」です。
サロンオーナー
サロンを開いて個人事業主として、お客さんにサービスを提供する以上、必ず「開業届」は出してください。
出していないと、脱税とみなされて罰則が課される場合があります。
とは言っても、そこまで難しい手続きは必要ありません。
こちらの国税庁のページから、開業届をダウンロードして税務署に提出するだけです。
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ツルミ
保健所への届出
まつエクや眉毛カットなどの美容師免許を要する施術や、あん摩マッサージ指圧師などの国家資格を要するような施述を行う場合は、保健所への届出が必須になります。
これらの施述には、高い安全性や衛星環境が必要とされるからです。
ツルミ
保健所の届出が必要な場合、提出書類が複数あったり、立ち入り調査が行われたりということもあるので、早めに管轄の保健所に行って相談するようにしましょう。
まとめ
今回は、エステサロンを開業する際に必要な資格や届出について紹介してきました。
ざっと復習しましょう。
- エステサロンを開業するのに必要な国家資格は無い
- 民間資格でおすすめなのは「AJESTHE認定エステティシャン」と「AEA認定エステティシャン」
- 必ず出す必要がある届出は「開業届」、必要な人は「保健所への届出」も出す
最後に、ここまで読んでくれたあなたに実際にアクションプランをご用意しました。
開業届をまだ出していない人は、国税庁のホームページでダウンロードして必要事項を記入しましょう。
もしできたら私のSNSにも送ってみてください、可能な限りフィードバックしますね!
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